一年中夏とさほど変化のないLAではあるが、それでも段々と寒さを感じる季節だ。
そんな中、先日Facebookを見ていたら、とても暖かそうなレギンスの宣伝が目に入った。
表面はマットな質感で、裏地が白くてモコモコの、極暖素材であるという。
コレコレ!と購入を決断、オーダーしてみる。
・・・しかし待てど暮らせど、商品は届かず。
送られて来たトラッキングナンバーをチェックすると、なんと、私のレギンスは遠くの某国からの発送ではありませんか。
このカンパニーの住所はアメリカだった気がするが・・・
やられたか?
というかすかな疑惑を持ちつつ、暖かいレギンスを待ってみる。
そして3週間+後、やっと届いた包みを開けると・・・
?!?!?!
これは・・・・
やられた。
写真とは似ても似つかぬエセモノが入っている・・・
しかも何故か超臭い。
テトまで目を細め、不振顔で臭いを嗅いでいる。
がびーーーーーん・・・・・
しばらくはショックで呆然。
そしてすぐさま返品の手続きに入るため、Eメールを書き始めた。
すると自分でも驚くほど、怒りがフツフツと湧いて来た。
体の奥からマンガの絵みたいにメラメラしたものが出てくる。
$35のレギンス一枚に?
大人の理性からしたら不釣り合いなほど、超ムカついている自分がいる。
さぁ、ここで自分にどう対応するか・・・
ギャースカ騒いでお友達に愚痴って忘れることもできる。
グレて暴飲暴食することもできる。
しかし今日の私は、セルフラブ実践部長を努めることを選んだ。
さて、自分が怒りでアップアップの時はやはりタッピングだ。
頭で悶々と考えるより、タップしてエネルギーを動かした方が、解決するのが格段に速いからだ。
タップしながら、とにかくこの怒りを感じる許可を、まず自分に与える。
なぜって、気分が悪くなるような気持ちは、それを感じること自体を自分の体は安全と捉えていないからだ。 だから、感じても大丈夫だよとリマインドしてあげる。
そして詐欺まがいのオンラインショッピングに対する怒りを吐き出していると、その下の層に隠れていた、別の感情が顔を出して来た。
羞恥心。
そんなくだらないものに引っかかってしまった自分を、バカみたいだ、と恥じている私がいたのだった。
羞恥心とは、恐らく人によっては(特に男性にとっては)感じることが最も辛い感情の一つと思う。 感じたくないから、怒りでその気持ちを覆い隠し、自分の正当性を激しく主張する。
(いわゆるめんどくさい人だね?)
その羞恥心をタップしながら吐き出すと、その下の層にはまた別の感情があった。
悲しみ。
自分の期待が、大きく外れたこと。
それは、ただのショッピング失敗の悲しみではないのだ。
その悲しみは、自分の純粋な思いが壊されたという、遠い昔に感じた事のある気持ちにつながっていた。
信じた人から傷付けられたという、悲しみ。
これからどうやって人を信じたらいいんだろう?
もう信じたくない、という失望と、虚しさ。
そう、目の前の出来事に大して”大げさ”ともとれるくらいに大きく反応している時は、大抵その気持ちは私たちの過去の痛みとつながっている。
だから、たかだか「$35を騙し取られた怒り」ではないのだ。
その怒りの起源はもっと深く、自分の古い記憶の中にある。
だから、何か感情的になった時は、その痛みを癒すチャンスだと私は思っている。
そして、周りの誰かが感情的になっている時も、それをどうか間に受けないでほしいと思う。
彼らがそう感じているのには、それだけの理由があり、心のどこかには、それだけの痛みがあるのだから。
さて・・・
タッピングで嫌な気分を吐き出し、内に向けていたエネルギーを外に向けると、あらスッキリ。
で、私はブッダのように完璧に動じない人になったのか?
いや、ただ、私は私を愛し、育んでいるのだよ。
I love you,
and I see beautiful You!
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